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+試練
周囲に広がるのは広大な宇宙だった
そして眼前に立ち塞がるのは
審判の門の奥に居た守護者…
『ここは試練の部屋…
汝が力、示して見せよ』
―――なるほど…アレコレややこしい話しより
シンプルで解りやすい
見た目は同じように見える守護者も
どうやら複数存在しているようだった
わたしは試練の部屋へと進み行った…
それを待ちかねたかのように強化された炎蛾が
一斉に襲い掛かってきた
「なら燃え尽きろ…潔くな」
「歴史が違うんだよ…」
「戦闘LV、ターゲット確認…排除開始」
強化された影鬼を倒しようやく
5つの試練を越えてきた…
無機質な守護者の表情が終わりの無い試練を
予感させる…まだ始まったばかりなのだ
「まだだ…まだ終わらんよ!」
「泣け!叫べ!そして…死ね!!」
そう…闘いとは終わりの無い輪舞のようなもの
時間も感覚も力の中に取り込まれる錯覚に陥っていく
「敵は…どこだ!」
「間もなく最後の扉が開く…わたしが開く!」
「獅子身中の虫めっ・・!」
試練も終盤へと差し掛かっていた…
永遠と思われた闘いも終わりが近づいているのだ
「任務…了解」
星の流れが速くなる…
輝きを増したその星々はすべてを包み込み溶けていく
現われし最後の守護者は言った
『恐れることは無い…私は最初であり最後である』
「卍・解!」
「絶望という名の地下鉄!」
「断ち切れ”紅牙衝爪”!」
守護者は言う
『汝が力見せてもらった』
―――それに触れた瞬間再び空が回った
コメント
1. ・・・
「運命」を切り裂けっ!
Re:・・・